2014年12月2日火曜日

日本をドライブ10

長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館無言館です。
第二次世界大戦中、志し半ばで戦地に赴き帰ってくることのなかった
画学生の遺作や手紙、遺品などが展示されています。
 
 
(ある作品の解説より)
「あと5分、あと10分、この絵を描き続けていたい。
外では出征兵士を送る日の丸が振られていた。
生きて帰ってこれたら必ずこの絵の続きを描くから・・・」
モデルを務めてくれた恋人にそういいのこして戦地に発った。
 
 
私は戦争を知らないので、想像するしかありませんでした。
大切な人を描いた作品を見て、そのすぐ後ろにある重い現実。
裕福で幸福な家族を描いた作品を見て、それが作者の空想である事。
将来自分の子供にもここを訪れて実作品を見て想像して欲しいと思います。
決して現実にならないように。
 

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