
改めて「木の家」を学ぶため、先日からある建築塾に参加しています。平面的な設計力併せて、軸組などの構造設計を教わっており今回は山辺先生に構造面を学んで参りました。木造軸組工法には大工さん達、職人の手が必要不可欠なもの。 ただ、昔の様に職人の勘だけではいけません。数値での裏付けも必要です。この建築塾が少し変わっているところは、設計者だけでなく、大工さん達も参加なさっていたり、机上の計算だけでなく、実際に試験をしてみるというところ。なので今回も、参加大工さん自身が刻んだ構造材の「仕口」や「継手」で試験を実施し、より現実的な結果が得られました。 実験と講義を通し、局部的に強いだけでは意味がなく長所が短所を補えるよう、バランスをとることの重要性を改めて感じました。石原 ...
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